● 組 合 長 挨 拶 ●

 

















代表理事組合長 檜尾 康知
 令和6年6月24日改選

     令和7年10月30日 定例理事会挨拶

農作業の忙しい中の参集にお礼を述べ、25日から26日全共にホル6頭、ジャージー5頭の計11頭出品した。出品者の皆さんは健闘され、ジャージー種で丸山さんが一等賞を受賞した。明後日にはミルクフェアを開催する。明日は準備で雨模様が心配される。当日は6次化農家も出店される。業界では飲用需要の落ち込みから脱粉在庫は5.3万トンから年度末には8.4万トンの見込みで危険な状況にある。昨年度まで0.35円の拠出により輸入代替え等を行い5.0万トンまで削減できたので脱粉在庫解消に目途が付いたと判断したことから拠出は中止された。今年度から0.15円による基金化をJミルクが実施したが飲用需要の落ち込みにより脱粉在庫は増加し、今年度から基金の取崩しにより脱粉対策を行うが、1年目であり5~6千トン程度しか処理できない。今後は脱粉在庫が増加する時期になってくる。また、四国明治が閉鎖され生乳を近畿域内へ搬入していく。中販連では、近畿域内メーカーへ挨拶回りを行い、引き続き安定供給を約束してきた。また、明治の宮城県東北工場の11月閉鎖に伴い、生乳が関東方面へ搬入される事になる。雪印神戸工場も3月末に閉鎖され、乳製品製造は北海道のみが強化されることになる。大手メーカーは北海道で乳製品を製造し、中小メーカーは飲用向けに特化せざるを得ない状況に危機感を持っている。熊本県では酪農協再編により多くの酪農協がマザーズへ統合される。統合後は阿蘇小国からジャージー生乳の岡山搬入は無いと想定される。オハヨーではジャージー生乳確保のため蒜山酪農へ増産要請しており、売れるタイミングで手配できない状況が発生すると危惧している。中四国での乳製品処理は四国乳業の脱粉部門は冬季以外脱粉処理が出来ず1億円の赤字を計上し撤退を決めた。大山乳業では機器の老朽化等もあり改修に15億円程度必要になる。来週四国生乳販連会長と対策を協議していく。本日は上期決算を見て頂き協議をお願いすると述べられた。